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簡単な自己紹介

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枢機卿と申します。

このブログのテーマでもある様に、外資系IT企業で働く実態をご紹介していこうと思いますが、私自身のことも少々お話しておこうかと思います。

就職氷河期世代だとかロストジェネレーション(ロスジェネ)世代といった言葉が最近認知されてきていますが、私もその世代に該当します。具体的には2000年に都内の私立大学を卒業して一応就職したものの、満足のいく就職ではなかったこともあり、2000年代はなかなか落ち着かなかったです。所謂、非正規の就労形態で働いていた期間も短くありません。そういった背景もあり、日系企業・外資系企業合わせて10社くらいで働いてきています。そんなわけで転職経験は豊富ですし、何なら転職そのものを楽しんでいる節もあります。

大雑把に時系列で整理すると

2000年代:日系企業でインフラエンジニア

2010年代:外資系企業でプリセールスエンジニア

となります。日系企業で6社、外資系企業で4社の経験があります。

この豊富なジョブホッパー経験を通して得たナレッジや経験則を整理してまとめようと思います。各記事でそれぞれのテーマ毎に書いていこうと思います。

ちなみに外資系IT企業で働くことをおすすめしているわけではなく、かと言って外資系IT企業で働くのは止めておけ、と注意喚起するのが目的でもありません。個人的には外資系IT企業で働くのは合っていると思うし、基本的に楽しく働けていますが、当然合う合わないはあると思うので、少しでも外資ITの世界に興味ある人の参考になれば、といったところです。

目次

なぜ外資ITの世界に入ったか

業界別でみると、IT業界は比較的給与水準は高めだと思います。

以下はAll Aboutさんの記事から。

ただ、それでもそこまで高いというわけではないですね。日系企業で高い給料をもらおうと思ったら

・新卒で外資金融、戦略コンサルタント、総合商社といった給与水準の高い超人気企業に就職する

・歩合制の営業職で売りまくる

というのが選択肢になってくるわけですね。副業その他で稼ぐという方法は除いて。もちろんこれからの時代は収入のマルチ化は目指すべきだと思いますが、ここではあくまで給与収入を上げるという点にフォーカスします。前者は東大京大一橋東工大といった大学の学生じゃないと厳しいでしょうし、非常に難しいと思います。後者はなかなかのハードワークが求められると思います。

ところが、外資ITではそれほど激務ではなくても比較的簡単に年収1,000万円以上が狙えます。というより1,000万円以上貰っている人が多いと思います。

ちなみに日本では年収1,000万円って高収入みたいに言われますが、全くそんなことはないです。特に今はかつてと比較して税金や社会保険で天引きされる金額(率)が上がっているので、手取りで考えたら全然です。物価の高い東京で暮らしていたら生活のゆとりなんてあまり感じられません。特に課税所得が900万円を超えるあたりからかなり負担が増すので、全然増えた感じはないです。

なので、iDecoだったりNISA/つみたてNISAだったりふるさと納税といったモノを活用していくことが資産形成には必要なわけですが、それはまた別の機会に触れようと思います。

まぁ、一つの目安として桁が8桁になる年収1,000万をとりあえずの目標というか目安にする、ということで。

ようやく本題に入ると、日系の中小IT企業で細々と働いていた私が年収を上げようとして選んだ選択肢が外資ITという世界だったわけです。これが1つ目の理由。もう1つの理由が、IT業界は日本より断然海外企業の方が進んでいる、という事実です。特に、ITの中でもセキュリティをメインにやっていこうと考えていたので、それであればセキュリティソリューションを持っているベンダーに勤めれば、最先端の技術や製品に携われる、と考えたわけです。

少し脱線すると、他の業界だとまた違った状況があるので注意してください。たとえば、製造業だと外資系企業と日系企業でそもそもそんなに給料が変わるわけではなかったりします。それであれば安定的に働ける日系企業にいた方が良いかもしれません。もちろん、英語が得意なのでそれを仕事に活かしたい、だとか企業文化として外資系企業の方が好きなので、外資系企業を選ぶ、という選択肢はアリだと思います。それは個人の志向次第なのですが、単純にIT業界では外資系企業の方が総じて給与水準が高く、私にとっては外資系企業に働く場を移すだけで給与面でもメリットがあるし、働く環境としても理想的だった、ということです。

もう一つの理由は、将来の移住可能性についての布石です。将来的に海外移住を考えていますが、資産を築いて海外移住(リタイア)というよりは、海外で仕事をする可能性も考えています。というより、今後は全員ではないにしても日本人が海外に出稼ぎに行かなければならない時代が来ると考えています。その為に、世界のスタンダードな働き方(英語で働くというだけでなく、仕事の進め方への理解等も含め)に慣れておきたいという考えもあります。これについてはまた記事を書こうかと思いますが、日本の雇用形態は新卒一括採用によるメンバーシップ型雇用、さらに(最近崩れつつあるとはいえ)終身雇用を前提とした雇用です。これ、厳密にいうと終身雇用というよりクビにしない雇用形態、というべきだと思いますが。それに対して外資系企業というより世界では一般的にジョブ型雇用でそのポジションが無くなったら次のポジション(社外含め)を探す必要があります。そういった違いから仕事の進め方まで含めて日系企業の雇用のあり方は独特なので、世界で一般的な雇用形態・働き方に慣れておいて、いつでも海外で働ける様に備えておこうと考えています。

外資ITでどれくらい年収上がった?

結論からいうと、日系IT企業に勤めていた頃と比べて2~2.5倍になっています。私の場合はプリセールスという職種なのでそれほどでもないけれど、営業職だったら青天井でさらに高い年収を目指せると思います。もちろん働く企業やポジション、あるいは自分自身の実力次第ですけどね。

ということで、具体的な年収の推移を簡単に書くと

日系企業時代:11年で300万円→550万円

外資系企業時代:9年で600万円→1,500万円

大体こんな感じです。もちろん単純に経験を積んでからの方が年収が高くなるのは間違いないので、年収の上がり方だけ見て外資系すげーとは言えない、ということはあると思います。日系企業で転職していても大きく年収が上がった可能性はありますし、特に伝統的な日系企業の給与カーブだと30代後半からグっと給料が上がるという傾向があるのは間違いないです。とはいえ、私が勤めていた中小日系企業では実力主義を謳っていたところが多く、伝統的大企業みたいな給与カーブの企業ではなかったことも付け加えておきます。

今回の記事は自己紹介なので、個別のテーマでは深く掘り下げません。こういう人間が書いていますよ、と理解してもらえればと思います。

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